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niwaringo.masuda

ひとりますだ

サードウェーブにあって喫茶店にないもの

分煙っす。

Discover Japanでサードウェーブ・コーヒーカルチャーの特集が組まれていた。

サードウェーブ・コーヒーカルチャーといえば日本の喫茶店文化に強く影響を受けていることはよく知れた事実である。ま、知ったふうに書いたが、サードウェーブという言葉自体この特集を書いている茶太郎豆央(プロジェクト?)の本で知ったのだが。

逆輸入とでも言おうか、日本でもサードウェーブと分類されるコーヒーショップが増えてきている。ただ、私としては元祖とでも言おうか日本の喫茶店よりも、海をわたって逆輸入されてきたサードウェーブの方が圧倒的に優れていると感じるものがある。

それは、冒頭にも書いた分煙である。

* * *

東京には素敵な喫茶店が多い。多くが激戦を生き延びてきた歴戦の猛者である。が、歴史が長いゆえに喫茶店では煙草をすえて当たり前という文化もそこでは生き延びている。それどころか、積極的に喫煙文化を肯定しているふしすらある。

喫煙自体をどうのこうの言うつもりは毛頭ない。ただこの分煙されていない空間は非喫煙者からすると不快以外の何物でもない。せっかくのコーヒーの香りがタバコの匂いで楽しめないではないか!などという高尚な感情ではない。臭いが不快なものは不快。という、もっと低いレイヤーの感情である。単に非喫煙者はタバコの臭いがない場所にいたいのである。そのため、喫茶店の雰囲気が好きでも、足はシアトル系チェーンに向かうという状況が長らく続いていた。

ここに颯爽と現れたサードウェーブ!乗るしかない このビッグウェーブに!!

喫茶店が持っていたゆったりした時間、コーヒーへのこだわりが空間が分煙された状態で手に入る。素晴らしき哉、サードウェーブ!

* * *

願わくば東京でもサードウェーブが今後伸長していってほしいものである。ただ、その過程で日本の喫茶店分化が廃れてしまうのは本意ではない。それはサードウェーブ自身にとってもそうなのではないか。

内装など様々な障害があるだろうが、喫茶店での分煙が推進されることを深く望むのみである。一利用者としては、ただただ分煙された空間で美味しいドリップコーヒーが飲める場所が増えることを望むのみである。

サードウェーブ! : サンフランシスコ周辺で体験した最新コーヒーカルチャー

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