niwaringo.masuda

ひとりますだ

進化する仕組み、停滞する仕掛け

 おーつーおー!おー!!おーー!!!

 O2Oが喧伝されて久しい。と言っても差し支えのない程度にこの言葉がもてはやされてから時間が経っている。O2Oは言わずもがな「オンラインツーオフライン」である。

 オンライン上での行動を実店舗来店に結びつける行為をさしているが、これはインターネットの黎明期から言われている。いわば目新しさの無い行為であるが、スマートフォンの普及に伴い本格的な利用が促進されるにしたがいバズワードになった感がある。

* * *

 スマホを利用すれば、位置情報やソーシャルとのリアルタイム連携など新しい仕組みの恩恵を享受できる。iBeacon(BLE)など新しい仕組みもどんどん出てきている。選択肢は無限大だ……?

 しかしである。結局クーポンではないか。終着点は。

 位置情報サービスと連携して、近くにいる優良顧客に対して『クーポン』をソーシャル経由で配る。iBeaconとPOS情報などを組み合わせて、来店したけれど購入した人に『クーポン』配って購買を促す。どれもこれも今までできなかったタイミングで『クーポン』を配っている。タイミングは変われどクーポン変わらず。

 いや、自分も「これ」というモノを持っている訳ではない。ただ、企画屋の人たちがドヤ顔でタイミングをプレゼンをしながら結局クーポンかよというツッコミには答えないのはそろそろ終わりにしなければならないのではないだろうか?

 時代の進歩は早い。仕組みは恐るべきはやさで進化する。それを喧伝するのもいい。ただ、仕掛けが停滞していませんですかね。