niwaringo.masuda

ひとりますだ

赤太文字メール化現象という効果を無視した伝えたい気持ち

とあるビルで下の画像のような光景に出会った。

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「なんども言っても聞かないのよ、あの人達は!だから、こうやって強くアピールしないと!!」なんて声が聞こえてきそうである。ただ、普通に考えれば、こうやってベタベタと張り紙をすることは怒りの発散には効果的かも知れないが、館内喫煙禁止にはまったく効果がないだろう。(実際この張り紙の近くで喫煙している人がチラホラいた。)

ふと思いだした。このようなメッセージの伝え方を他でも見たことある。赤太文字で「社内の皆様へ ◯◯に注意してください」なんて書かれている社内メールである。社内メール? まぁ、前職の専務はこんな赤太文字メールを社外に向けても発信していたが……


感情に任せたこのような赤太字のメールは、書いている人の溜飲を一時的に下げることがあっても、伝えたいメッセージが相手に届くことはない。

個人的にコレを「赤太字メール現象」と名づけてみた。赤太字メール現象は多くの場所で見ることができる。社員向けトイレ、プリント物(元ファイルは赤字だが白黒で印刷されている)、貸出物のテプラなどで皆さんも見たことがあるのではないだろうか。


なぜこのような効果が無いことが、そこかしこで出てくるのであろうか。上記写真の例を取れば、こんな事をベタベタ貼り付けるよりも、管理会社のしかるべきルートから入居企業にクレームを上げるほうがよっぽど効果があるだろう。

だれか止める人間はいなかったのだろうか。そんなことやっても効果ないよって。

妄想であるが、根本的にこのようなメッセージを発する人の思考は「読まない方が悪い」となっているのだろう。「なぜ、あんなに目立つように書いてるのに分からないんだ!!!」なんて叫んでそうである。

しらんけど。


本当にメッセージを伝えたいのなら、赤太字なんてせずに効果的な方法を模索すればいいし、赤太字にしたいならABテストとかして効果検証したりすればいいのにねって思う。まぁ、このような事案は気持ちの解消が大事で効果は特に期待しなくてよいだろうから、赤太字で溜飲を下げるだけでいいのだろうけどね :D