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niwaringo.masuda

ひとりますだ

キーボードショートカットを標準化していただけないでしょうか

コピペを初めてキーボードショートカットから行った時の感動を今でも覚えている。世紀が移り変わる頃の大学のパソコン室では、「パスコンが詳しい雰囲気」を出したいために、無駄にキーボードショートカットを使っている人たちであふれていた。はい、私もその一人でした。

キーボードショートカットは便利である。業務で使う場合は、必要最低限のキーボードショートカットを使いながら出ないと、PC操作が思考を妨げるし、そもそもが非効率である。「モバイルファースト」という名のもとに、仕事をPCからモバイル・タブレットに移行する流れが取り沙汰されているが、最大の障壁はスマート端末ではキーボードショートカットが使いにくいではないかと密かに思っている。

PCでは、何かをする時に必要不可欠なこのキーボードショートカットだが、非常に厄介な問題を抱えている。それはなにか。アプリケーション毎に定義されているキーボードショートカットが違うのである。

ctr+cでのコピーや、ctr+vでの貼付けなど、OSという低いレイヤーでのキーボードショートカットは統一されているといえるだろう。え、WindowsとMacやLinuxでは違う? OSレベルのキーボードショートカットの差分は問題ない。OSを複数使い分けている人間は少数派だし、語弊を恐れずに言うと、ctrキーとcommandキーを脳内置換すればほぼ大丈夫だから問題ない。あるのは信じる宗派、教義の違いのみである。

問題はアプリケーションレベルでのキーボードショートカットの差分だ。例えば、箇条書きをしたいと考えてみよう。evernoteでは「Ctrl + Shift + B」である。対してMS Wordでは「Ctrl + Shift + L」、Googleドキュメントでは「Ctrl+Shift+8(『びー』ではなく『はち』)」ときている。なんだコレ。嫌がらせか? 正気の沙汰とは思えない。

ちなみに正気の沙汰といえば「・(中黒)」でオレオレ箇条書きをすることは、キーボードショートカットの不統一以上に狂気であるので気をつけたい。

話がずれた。箇条書きをしたいだけなのに何故このようにアプリケーション毎に違うキーボードショートカットに悩まされなければならないのだろうか。一事が万事で、様々な操作をするたびに、異なるキーボードショートカットでストレスがたまる。クラウド環境が日常になるにつれ扱うアプリケーションの数は増加の一途だ。このアプリケーション毎にキーボードショートカットが異なるというのは、利用者からすると負担以上の何者でもない。

最近では絵文字が標準化された(あの絵文字は正気か?)とニュースになっていたが、絵文字を使うなんて使いたくても使えない年齢に達したおっさんには、標準化するならキーボードショートカットの方がよほど有益である(そもそもあの標準化される絵文字は微妙すぎやしないだろうか……)。もちろんOSにより異なるキーボード環境など様々な障害があるのはわかっている。ただ、文書作成、表計算、プレゼンテーションの主要オフィスアプリの機能を会社の垣根を超えて統一する事は意義ある事なのではなかろうか。

偉そうに言ってスイマセン。お願いですから統一してください。だめなら、せめてユーザーで上書きできるよにしてください。箇条書きどのキーボードショートカットかわからなくなって中黒でオレオレ箇条書きしてしまいましたよ。