niwaringo.masuda

ひとりますだ

セミナーとNSATとコードとわたし

 お仕事で定期的にセミナーで話す。コレが結構シンドイ。なにがシンドイってNSATがシンドイ。

 勉強会とか社内向けとかなら気軽に話して、ウケ狙いのスライドとか入れて、「いやーよかったねー」で終われるんだけど、仕事でセミナーやると、そらやっぱり評価する事が必要で、セミナーの評価って言えば定番はNSATになる。

 NSATってなんぞや? って人はググッて欲しいんだけど、ざっくり言うと「事後アンケートで最高評価をもらわないとそのセミナーは価値ないよ」っていう指標だ。糞マッチョ。まあ、評価指標は様々で実際はそのセミナーからの売上とかも見る場合があるけれど、不確定要素が大きいからとりあえずはNSATでというのが多いかと思う。


 終わった後にNSAT悪かったら正直すんごい落ち込む。「聞き取りにくかった」とか書かれてると、いやいや途中で突っ込んでよ…… って言いたくなる。「わかりにくかった」とかには、最後の質疑で誰も質問しなかったやん…… って突っ込みたくなる。社内向けしか喋らない人が「セミナーうんぬんかんぬん」とか言っていると、お前もNSAT取られてみろよ…… って悪態の一つもつきたくなる。

 このNSATが厄介な所に結構適切な評価がくだされるというのがある。ちゃんと準備してターゲット絞ってターゲットのメリットになるとNSATはちゃんとあがる。反対に時間とれずに練習あまり出来ずに向かったセミナーはちゃんとNSATは下がってくる。いや、見なくてもいい現実もあるんだよ。

 はじめは実感とNSATが噛み合わなかった。「あ、これいけたかも?」って思ったセミナーに限ってNSATは低かった。こういう時は大体自分の思いが強くスライドに反映されている時だったりする。反対に事実をたんたんと積み上げた物はNSATが高くなる傾向がある。まあ、そらそうだ。だれも「あなたの意見を聞きたいのではなくて事実を知りたいのだ」という事。

 こう考えるとNSATはムカつく事によく出来ている。自分の事はさておき、わざわざ来てくれる人の事を考えると、セミナーは評価して改善するべきである。セミナーは特に数値評価をせずに感覚で評価するとオナニー評価になりやすい。「いやー、今日の反応良かったよ」とか「このスライドいいだろ」とか。何のギャグだよってなる。だから残念な事にNSATは有効なのだ。だが、もう一度言うと、見たくない現実だって世の中にあるのだよ。ワトソンくん。


 セミナー終わると、タスクリストのセミナー評価というタスクを明日にずらして、無意味にコードを書くことが多い。自分はエンジニアではないので、コードを書くことが仕事ではないのだが、業務の効率化という名目でちょっとしたコードを書くことがおおい。

 セミナー終わりにコード書いてるとホッとする。冪等性が担保されながらテストできるし、間違ってもひっそりと治せる。だれの目も気にせずに没頭できる。

 セミナーなんてABテストとか出来ないし、冪等性ないし、何が評価あがるかなんて神のみぞ知るセカイだ…… うそです。スイマセン。キチンと準備して適切なタイトルとリード文とスライドと練習を重ねればちゃんと上がります。でも、でもですね。分かっていてもやれないことってあるんすよ。

 って、うだうだ考えていたんだけど、思ったよりNSAT良かったから今は嬉しい ;)