niwaringo.masuda

ひとりますだ

自由を求める流行りにのって普通を見下すべきではない

 すこし前のノマド。もう少し昔は派遣社員。もっと昔はフリター。

 「もっと自由になろう」「縛られない人生は素晴らしい」、この自由を賛美して、普通をけなす試みは定期的にやってくる。

 「正社員は安定職ではない」。今の時代ならこのように言えばいいのだろうか。正社員は安定職ではなくなったのだろう。しかし、ノマドよりは安定し続けるであろう。「安定した仕事に未来ない」、では不安定な仕事なら未来はあるの? 「大企業は面白みにかける」、では中小企業なら面白いのだろうか。ベンチャーの皮を被った中小企業は、大企業よりやりがいのある仕事があると言うのだろうか。

 逆は真なのか?

 寄せては返す、この流れ。キラキラして見えるのは、それが輝いているからではなく、現状に不満があるからだ。それは自由への扉ではなく、現実逃避の壁だ。