niwaringo.masuda

ひとりますだ

現場たたき上げ成功者が書くビジネス書の読者とのミスマッチ

バリッバリの現場たたき上げで成功した人たちが書くビジネス書っていうは、人気のコンテンツパターンですよね。成功した人は自分語りできるし、読者も実績あるひとの話を読めるし、うん、うぃんうぃんかも知れんね。

でもですね、この手のビジネス書が役に立つのかって言うと、どうにもなかなかむずかしい。

本の中では、作者がつくりあげてきたノウハウが惜しみなく披露されていますよ。だけどね、それって、けっこう普通のことだったりします。「成功の秘訣はメールの返信を高速で!!!」レベルの事が自慢を交えながらドヤ顔で書いてあるだけ、なんてパターンが多くないですか。

Disってるわけじゃないんですよ。だって、作者は実際にこれらをしっかりやってきたらかこそ、成功しているわけなんですから。凡人がしたり顔でDisることではないでしょう。

でもですね、少なくない読者は、「目新しいなにか」を求めてビジネス書に求めているのも事実です。もちろん、作者もそれは百も承知のうえで、自分のノウハウをドヤ顔で披露しているんですが、作者にとっては新鮮でも、読者にとっては使い古されたものが多かったりする。

こうなると、作者は「ドヤッ」って出しているのに、読者は「新ネタはよ!」っていう悲しいミスマッチになってしまう。

アマゾンのレビューなんかみてみると、こういう状態が結構あります。悲しいことですよね。

もしかしたら、「本」という形態では、このミスマッチは防げないのかも。それよりも、スポーツクラブのダイエットのように、ノウハウというより実質は実行にプレッシューを与え続ける会員制サロンみたいなほうがいいのかも。

 

photo by @KevinCase