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niwaringo.masuda

ひとりますだ

カラッカラに乾いた土をいじって楽しむ

さいきん、めっきり雨が降っていない。土はカラッカラに乾燥している。

大人になると、カラッカラの土は「ホコリがまってやだなぁ」なんて感想しか思いつかないけれど、子どもにとっては絶好の遊び道具になる。

今日、息子さんと公園にお散歩にいったら、彼は、カラッカラに乾いた土をすこし鋭利な枝で突っついて乾燥した土の破片を量産する、という非常にリーズナブルな遊びに夢中になっていた。

ザックザック、ザックザック、放っておいたら2時間でも3時間でも続きそうなその様子はみていて壮観である。うそ‥‥ 勘弁して欲しかった。

そういえば昔は、自分も乾燥した土をそのへんの枝で四角く掘って、石版のようなものを作るという事に夢中になっていた。

でもいまは、息子さんを見ていて楽しんだり、遊んでみようとしてもすぐに飽きる自分に少しショックを受けたりするだけだ。土いじりを純粋に楽しむことは難しい。

たまに、大人力をいかして、この土を剥がす行為と、先ほど公園までの道すがらで工事していたアスファルトを剥がす行為は基本的に同じだなー、なんて他のものとの類似性に思いをはせて、そこからアレやコレや妄想するくらいだ。

「ああ、もう、土いじりを純粋に楽しめないんだな〜。大人になると、他との類似性とか頭を使う事をどうしてもしてしまうな〜」なんて、強引に物思いにふけりながら子どもとは違う楽しみもあるかもな、なんて自尊心をたもつために思っていた矢先‥‥ 息子さんが「これ、さっき見た工事現場と似てるね」なんてことを言うんですよ。こいつ、すべてにおいて俺の上をいって楽しんでやがる。

ま、ただの親ばかなんですけどね。

 
photo by elvisripley