寄る年波には勝てない。ボロ負けである。腰は痛いし、心持ち肩も思い。肌に張りはなくなり、あちこちが乾燥する。
低気圧にはズタボロにされる。なにをするのも億劫になり、外出する気力が奪われる。食事も手抜きになるし、ややもすると頭痛が襲ってくる。
こういうのには敵わない。勝てない。逆らえない。だから粛々と受けいれるしかないのだ。現実はそんなものである。
ただね、予測と準備はできる。
腰が痛くなるまえにストレッチと筋トレをしたり、肌がかゆくなるだろうから保湿剤を常備しておく。スマホに天気予報や気圧を教えてくれるアプリを入れておけば、気分が優れなくなる日の準備ができるし、頭痛薬を確かめて備えることができる。
「どうにもならないこと」っていがいとおおい。これはもう流されるしかない。
でも、流されるのは仕方がないけれど、溺れないようにはしたい。なんで流されるんだ! って腹をたてるより、受け入れて右に流す(こんなネタのひといましたね)、そういうことがだいじ。
そんなふうに思うんです。
Photo credit: Raquel Sánchez Lahoz via VisualHunt / CC BY-NC-ND