ニコニコ動画とかニコ生は若いひとたちのものだと思っていた。
ただ、それは既に過去となり、若い人は閲覧するための動画はYoutubeでみて、コミュニケーションとしての動画はスナップチャットやLINE_LIVEだそうだ。
マーケティング系メディアでは、若者はスナップチャットスナップチャットとしきりに取り上げているが、どうも本当なのだろう。
話は変わるが、若いときには「大河ドラマ」や「NHK朝ドラ」を見ているひとは、親を除けばまわりにいなかった。しかし今はどうだ。真田丸だ、あまちゃんだ(古いのは承知)という話題に囲まれている。
大河ドラマや、NHK朝ドラというものは、一定以上の年齢になれば観るようになる傾向があるのではないだろうか。
翻って、ソーシャルプラットフォームでこのような性質を持つサービスはみあたらない。冒頭の例で言えば「ニコニコはおじさんのものだが、歳を取るとニコニコを使うようになるよね」というような現象は起きていない。
コンテンツの創出をユーザーに任せると、常連の加齢にともないユーザー層が加齢していくのは仕方がないのだろうか。
なんてことを考えながら、若い人のサービス情報をメディアから取得しないとわからない自分に幻滅している今日このごろである。